「あ、そういえば山本。」
「ん?」

俺はとてつもなく重要なことを思い出した。
そうだよ。

俺らって今日追試じゃなかった・・・?
「あぁ・・・そういえばそうだったな!あはは、忘れてた!!」
「急いで行かなきゃ!笑ってないで早く行こう山本!!!」
「え?!ちょ、ちょっと十代目!!?」
「どこ行くの?綱吉。逃げる気?」
「クフフ、面白い人だ。」
「クリスマスよりも追試の方が大事なの!早く行かないと先生に殺される!!」
「あはは!そうだな」

なんでこんなのんきでいられるんだよ、山本は!
もう夕方だよ!!先生に殺される〜〜〜!
まぁ、これが山本らしいっていえばそうなんだけどさ。
その天然さがたまに羨ましく思うよ・・・。

「あぁー、でも良かった。追試があって」
「いや、ごめん。全然嬉しくないんだけど」
「だってさ・・・」

少しだけ山本の表情が色っぽく見えた。それにドキッとしたのは内緒だけど。
心臓の音が徐々に大きくなる。

「こんな騒がしいクリスマスなんて俺初めてだよ!」
「本当だよ。なんで全速力で追いかけてきてるんだよ三人とも。
「それに結果的にはツナとクリスマス過ごせるしな」
「!!!///」

山本・・・お願いだからその天然さを自覚してください・・・。
それで喜んじゃってる俺は本当に恥ずかしいヤツ。山本も人のこと言えないけど。




山本を選びました。




分岐・山本編!彼の天然さを出してみました。
・・・すいません。(何
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