獄寺・・・くん・・・・・なのかな。
なんだかんだいって俺、好きなのかも。獄寺くんのこと。
でも獄寺くんの好きと俺の好きは違うよね。そうやって考えちゃう自分が悲しいけど。
まぁ、でもとりあえずここで始めようとしている戦闘を止めようかな。

「ちょっと待ってよ皆・・・。ここで騒ぎ起こすのはやめてくれないかな?」
「オイ・・・十代目と過ごすのはこの俺だ!!!
「なにいってんの?僕と過ごすに決まってるじゃない
「僕だって負けませんよ?ボンゴレ十代目をものにしたいですし」

いや、普通にシカトすんのやめてくれますか。
はぁ・・・。聞こえてないのかも・・・。もうやだなぁ、この人たち。
今は関わりたくないよ、たとえ好きな人でも。喧嘩が収まるまで散歩に行ってこよう・・・。




「・・・?あれ?」

これって・・・何かのプレゼント・・・?誰だよ、公園のゴミ箱に捨てたの。
えっと・・・何々?十代目へ・・・・・・・・・・・・・って俺宛じゃん!

「なんでこんなところに・・・?しかもこの中身・・・」
「十代目!!!」
「え?獄寺くん?!どうして・・・・・・。喧嘩終わったの?」
「十代目がいないのでそのまま放置して探してました」
「放置してって・・・・・・・・・・ダメじゃん。」
「だって十代目の方が大事・・・・・・・・・・ってそれは!?」

獄寺くんは顔を赤くして、俺の手にあったプレゼントを素早く取り上げた。
なんかぶつぶつ呟いてるけど、顔を赤くした獄寺くんって珍しいな。ていうか。

「可愛いところあったんだね、獄寺くんにも」
「なっ!!??可愛くなんか・・・・・ありません・・・・。むむむしろ十代目のほうがかわ・・・・っ」
「ところでさ、獄寺くん。」
「へ?!は、はい、なんですか?(いえなかった・・・・・)」
「クリスマスプレゼントに煙草はないんじゃない?
「・・・・・・思いつかなくて・・・」

そんな風に落ち込む獄寺くんも可愛いと思った。俺って末期だよ、本当。




獄寺くんを選びました。





私が獄ツナを書くとラブラブになるのははぜでしょうか?(素)
ツナ獄っぽくなりましたが、獄ツナです。そう言い張ります。
since/07/01/05